Art in Life (アートインライフ) とは「人生に芸術をどう使おうか?」をテーマに、普段私達が意識する事なく使っている芸術思考を論理的に分析し、芸術思考の理解と応用を深めていく事を目的とした研究です。

芸術思考を理解する事で、問題に直面した時に、まずそれを視覚化して考える事が出来ます。私達は普段から物を数値として捉え、計算する事に長けています。例えば、林檎が二つ、他に三つあれば私達はそれを「2 + 3 = 5」と計算し、合計は5なんだと認識します。しかし実際の林檎の大きさは多種様々であり、全てが均一な大きさではない事から実際には数値上は「2 + 3 = 5」であり、また実際には「2 + 3 ≠ 5」であることになります。

私たちが元々持っている、厳格に数値として物事を計算する能力に加えて、柔軟に物事を考えることが出来る芸術思考を理解し、応用する事でさらに幅広くの問題が解決できるようになります。高い問題解決能力を身につけると、日々の暮らしの中での工夫や新発見が増え、人生に刺激と充実を与えてくれます。

応用的な例えとして、ピザを分けるといった計算はどうでしょうか?
一枚の丸いピザを6人で切り分ける時、私達は「1 ÷ 6 = 0.166...」と計算しません。下の画像の男の子のように、ピザの図を思い浮かべてどのように切り分けるべきか自然に考えるでしょう。このように問題を視覚化して解決する術こそが、私達の本来持つ想像力を生かした芸術思考なのです。

Art in Lifeの発足者である有賀三夏は、2009年より芸術思考を広めるべくアメリカと日本を行き来しその研究を続けています。

◆「芸術思考」とは
芸術思考を以下のように定義しています。
○未来を構想し、実現に向かう思考
○現実にはまだ存在していない「もの」に形を与える能力
○新たなビジョンを持つ能力、およびビジョン具現化のプロセスを創造する能力
○ イメージを可視化する思考のプロセスであり、そのプロセスが楽しかったり、美しかったり、未来的であること
○問題に直面した時に、まずそれを可視化して考えることができる能力